社長の本音 NO.167
当社・メイン催事の「決算市」を2月1日から2月3日まで実施致しました。緊急事態宣言中ということで、例年のご来客を大きく下回り厳しいスタートとなりました。
1月の実績は、昨年対比で売上69.1%、売上総利益62.3%、商品在庫120.5%、営業費81.1%という最悪の数字となってしまいました。
当初は売上・売上総利益ともに昨年対比で90%程度を見込んでいましたが、緊急事態宣言が1月7日に1都3県に、そして1月13日に7つの府県に発令され、市場が一気に冷え込みました。多くの地域で成人式が中止や延期となり、また多くの催事・イベントも急遽中止となりました。
昨年の4月、5月に催事やイベントが中止になった時はある程度予測していましたが、今年の1月は予定外の中止ということで、気分的なダメージは昨年の4月、5月より大きく感じています。どうやらウィズコロナ(コロナと共存)の世の中はもう暫く続くと覚悟しています。
今期、4月から1月の通期実績は昨年対比で売上75.3%、売上総利益80.2%、営業費87.9%で苦戦は続いていますが、黒字は維持しています。
2月に関しても2日に10都府県の緊急事態を1ヶ月延長するとの発表があり、先行き不透明な状況が続いています。ただ、今回は昨年の緊急事態とは異なりすべてのお得意先が基本的に従来通りの営業をされています。厳しい中でもコツコツと数字を積み上げ、何とか数字の落ち込みを最低限でとどめたいと思います。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。
現在のように厳しい商況の時は努力と同時にツキも必要です。どんな時でもツキを呼ぶ経営者でありたいと思い、机の横の額に入れて大切にしている言葉です。
<ツキがやって来る経営者>
ツキがやって来る経営者は新しい事が好き
ツキがやって来る経営者は発言が前向き
ツキがやって来る経営者は他人に情報提供を惜しまない
ツキがやって来る経営者は人に相談して行動する
ツキがやって来る経営者は簡単に自粛とは口にしない
ツキがやって来る経営者は次のための行動を始めている
<ツキを失う経営者>
ツキを失う経営者は新しい事を怖がるようになる
ツキを失う経営者は発言が後ろ向きになる
ツキを失う経営者は出来るだけ黙っているようになる
ツキを失う経営者は自分しか信じられないようになる
ツキを失う経営者は何でもかんでも自粛でキャンセルや延期するようになる
ツキを失う経営者は自分の思考も行動も自粛するようになる