社長の本音 NO.170
70期が始まり早1ヶ月余り経過しました。
4月1日から開催した売り出しのご来客は、一昨年前に回復し良いスタートで中旬まで進んでいました。しかしながら、第3回目の緊急事態宣言が4都府県に発令され、消費マインドは大きく低下しました。5月11日に緊急事態宣言が予定通り解除される可能性が低くなっている現状の中で、しばらくは新型コロナの感染防止に配慮しながら臨機応変に対応していきたいと思います。
毎年5月中旬にみやこメッセで行っている当社メイン催事「葵の会」ですが、今年も開催が微妙な状況です。
4月の業績は昨年対比で売上152.4%、売上総利益155.0%、商品在庫105.8%、営業費80.6%で昨年実績は大きく上回りましたが、一昨年の数字は下回っています。まだまだコロナ以前の状況には程遠く感じています。
70期の最重点取り組みは、
1、生産性の向上
2、新しいビジネスモデルの構築
です。
生産性の向上に関してはここ数年前から多くの企業が生産性の向上を目標に取り組んでいます。しかしながら当社も含めて中々、目に見えた効果が出ていないのが実情です。
生産性を高めるために、今期は3つの事に取り組んでいきます。
第1は、仕事の優先順位の見直しです。
本当に必要な業務は何なのか、価値の高い仕事は何なのかを見極めです。
第2は、業務を定型業務と非定型業務に分けて定型業務の効率化を図る事です。
定型業務のムダやロスを排除していきます。
第3は、仕事のスピードアップです。
みんなで話しあって決める事も大切ですが、各部門長がリーダーシップを発揮して緊急の課題には、ある程度トップダウンで決める体質に変えていく事です。
また、新型コロナウイルスの発生から世の中の変化が加速し、当然今までのビジネスモデルが通用しなくなる事が考えられます。販売商品、販売ルート、販売方法の最低2つを変えると新しいビジネスモデルが生まれると言われています。そして業界、業種の壁、組織の壁、常識の壁を打ち破る事で一つの答えが出てくると思います。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。