社長の本音 NO.176


当社にとって例年、最も数字の大きな10月が終わりました。


10月の実績は、昨年対比で売上111.3%、売上総利益107.1%・商品在庫96.7%・営業費110.2%という数字で終わりました。


10月に入り久々に緊急事態宣言が解除されヒト・モノの動きは明らかに活発になっています。京都市内の観光客も目に見えて増加しています。
また、一昨年の10月は消費税の増税があり数字が大きく落ち込みましたが、今期の10月の実績が一昨年の数字を久々に上回った事は下半期のスタートの月として、弾みがついたと感じています。


商品的には当社の主力商品である帯締め・帯揚げ・草履バックセット・肌着等の着付小物が好調でした。地域的には関東、東海、近畿が昨年実績を大きく上回りました。4月から10月の通期実績は、昨年対比で売上110.9%・売上総利益108.6%・営業費98.9%で増収増益を維持しています。


11月初めのご来社数は昨年を上回りました。
また、お得意先の催事も例年と同様に実施されるようになりムードとしてはかなり良くなっています。新型コロナが落ち着いているこの時期にいかに大きな数字を作ることが出来るが、今期の最終利益に直結しているように感じています。そして今月の自社イベントとしては名古屋店のオープン2周年の催事や「京都しょうざんリゾート」での販売会を予定しています。


10月31日(日)に衆議院議員の選挙があり結果が確定しました。
選挙の速報番組の中で私の好きな言葉が使われていました。それは「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という言葉です。偶然に勝つ事はあっても偶然に負けることはなく失敗の裏には必ず落ち度があるという意味です。元々戦国武将の言葉ですがプロ野球監督の野村克也氏がよく使って有名になったと思います。


仕事、特に我々の業界では催事の失敗はつきものです。同じ失敗を繰り返さないためにもなぜ失敗をしたのか真摯に分析する必要性を改めて感じています。


引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

よかったらシェアしてね!

この記事を書いた人

目次
閉じる