社長の本音 NO.181


第70期が終わりました。
あっという間の1年でした。


日本経済は回復傾向にあるといわれていますが、2022年1~3月期はオミクロン変異株の感染拡大を背景に成長が鈍化しました。そして、ウクライナ危機に伴う原料高や急激な円安で不透明感が増しています。


また、2年となるコロナ禍でライフスタイルや価値観の多様化が進み、社会のニーズや構造も大きく変化しました。


和装業界・洋装業界ともに昨年の9月以降新コロナの感染者が激減して回復の兆しが出てきましたが、1月から3月21日までまん延防止等重点措置が関東・東海・近畿地方を中心に発令され消費マインドが大きく低下しました。やはり新型コロナの感染者が減少すると業績は回復し、感染者が増加すると業績が落ち込むサイクルが続いているのが現状です。


3月の業績は、昨年対比で売上101.9%、売上総利益99.6%、営業費112.8%、商品在庫87.7%で、昨年対比で売上は微増、売上総利益は微減で今期の最終月を終えました。


70期4月から3月までの通期実績は、昨年対比で売上112.3%、売上総利益107.4%、営業費102.0%で何とか増収増益で決算を締めることができそうです。


70期の状況を踏まえ4月からスタートした71期はテーマを「自社の強みを活かし成長戦略を追求」、サブテーマを「情報発信と情報共有の強化」としました。


企業が持続的な成長をして行くためには弱みを克服するよりも強みを拡大して、和光らしさを追求していく事が必要不可欠であると考えます。


71期は和光の強みを最大限に生かせる組織を目指します。


また、雇用調整助成金もおそらく6月で終了となり、71期は助成金に頼らず自らの営業で利益を積み重ね、目標に向かって結果を出す年にしたいと思います。


引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します!

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