社長の本音 NO.187
当社のメイン催事「創業祭」を9月29日から10月5日まで変則日程で実施致しました。
北は北海道から、南は沖縄と全国からほぼ昨年並の255社のご来社を頂きました。お忙しい中ご来社頂きましたお得意先の皆様、また商品提供を頂きましたメーカーの皆様に心から御礼申し上げます。
9月の実績は、昨年対比で売上115.3%・売上総利益111.0%・商品在庫94.7%・営業費119.2%という数字で8月に引き続き売上、売上総利益共に予算を達成する事が出来ました。
商品的に好調だったのが、和装肌着・着付小物、そして苦戦をしていました浴衣等の夏物商品が8月に好調に売れたことが9月の大きな数字につながりました。地域的には東海が苦戦しましたが、それ以外の地域は昨年実績を大きく上回りました。
9月を振り返りますと昨年は1ヶ月間、緊急事態宣言中という事で様々な行動が制限されていましたが、今年はコロナの感染者は減少幅が少ない中で、行動制限の発令も特になくムードとしましては昨年より良い1ヶ月でした。
71期も早いもので上半期が終わりましたが、4月から9月の通期の半期実績は昨年対比で売上125.8%・売上総利益123.3%・営業費120.6%です。中間決算としましては、増収増益で通過する事が出来ました。コロナ前の実績と比較しますと売上で95.3%・売上総利益は98.0%でほぼコロナ前の実績に回復し、経常利益ではコロナ前を上回りました。
主力商品の浴衣関連がコロナ前の約50%という状況の中で全社実績がコロナ前に回復したということは来期、浴衣関連が戻れば過去最高の実績も不可能ではないと感じています。
早いもので新型コロナの発生から約2年半経過しました。
様々な逆風の中で解った事ですが明らかに世の中の変化のスピードが速まったこと、またコロナが収束してもコロナ前には戻らないという事です。この変化についていけない企業は当然淘汰されると覚悟しなければなりません。
直近の「プレジデント」にオリックスのCEOの宮内さんの対談が出ていました。宮内さんは企業が最もやってはいけない経営手法は「選択と集中」で、企業は常に新しい事業の種を、まき続けなければならないとおっしゃっています。コロナ禍の中で様々な種を、まきましたがその種が芽を出し大きな幹になるよう旗振り役をして参ります。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。