社長の本音 No.196
72期も早、第一四半期が経過しました。
今年も昨年同様で5月30日から6月2日までパルスプラザにてウライさん、丸上さんと和光の3社にて「水無月合同祭」を実施致しました。最終日が豪雨で新幹線が止まり、一部の地域のお得意先のご来場がキャンセルになりましたが、期間中の売上は昨年を上回りました。
また、例年通り6月6日(月)に京都ホテルオークラにて経営計画発表会を実施致しました。
71期の総括と72期の方向性や取り組みについて金融機関を含めたお取引先の皆様やお仕入先の皆様にお伝えする事が出来ました。
和光は業界の中で断トツに強い商品もなく、また営業力も同業他社と比較してそれほど強くない中で一定の数字を残す事ができているのはお取引先・お仕入先の皆様のバックアップがあっての実績であると感じています。
ご参加頂いた皆様に心より感謝申し上げます。
6月の業績は昨年対比で売上112.8%・売上総利益108.3%・商品在庫116.0%・営業費115.7%です。
予算には届きませんでしたが、昨年実績は上回り6月単月としましては売上・売上総利益ともに過去最高の数字を残す事が出来ました。商品的に好調であったのは、浴衣関連商品・七五三・宮参り商品と着付小物・和装肌着でした。地域的には関東圏・近畿圏が好調でした。
催事に関しては売れた催事もありましたが、失敗した催事も多くあり引き続きまだらな模様です。
また6月は1ヶ月を通して感じたことですが月初の催事以降のご来社が少なく、また日々の定番商品の追加発注も少なく非常に静かな1ヶ月でした。コロナが一段落しても店頭商品の売れ行きが厳しい事が予想されます。
4月から6月の通期実績は昨年対比で売上118.1%・売上総利益114.7%・営業費114.7%です。
今期は雇用調整助成金がゼロの中で何とか今のところ増収増益を確保しています。
7月は月初めのご来社は昨年を大きく上回りまずまずのスタートを切る事が出来ました。
自社催事の名古屋の移動市で昨年以上の数字を作り、守りの部分では夏物商品の在庫の削減が喫緊の課題です。
引き続き問屋の使命はメーカー、小売店の皆様が、手間がかかって出来ない事、またリスク負担が重くて出来ない事を行っていくのが流通(卸)の使命であると考えています。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。