社長の本音 NO.211

当社のメイン催事「創業祭」を9月30日から10月3日まで実施致しました。
北は北海道から、南は沖縄と全国から昨年を上まわる270社のご来社を頂きました。
お忙しい中ご来社頂きましたお得意先の皆様、また商品提供を頂きましたメーカーの皆様に心から御礼申し上げます。

9月の実績は昨年対比で売上103.7%・売上総利益91.2%・商品在庫98.2%・営業費132.6%という数字で終わりました。
売上に関しては、8月に引き続き昨年の数字を作るのが精一杯の月となってしまいました。
売上総利益に関しては今期に入り初めて昨年実績を下回りました。在庫は昨対98.2%で久々に昨年と比較して削減する事が出来ました。

9月を振り返りますとマイナス要因としては営業日数が昨年より3日少ないこと、また9月に入っても異常な暑さが続きおしなべて展示会が苦戦したことがあげられます。

73期も早いもので上半期が終わりましたが、4月から9月の通期の実績は昨年対比で売上113.5%・売上総利益106.6%・営業費107.3%で経営環境の厳しい中で何とか中間決算としましては増収増益で通過する事ができました。

上半期の総括ですが、
商品的にはすべての部門が売上ベースでは昨年を上回ることが出来ました。
販売部としましては中四国・九州と関東が苦戦しています。
期首の4月から6月まではOEMを中心に夏物商品の大きな出荷があり非常に良いスタートを切ることが出来ましたが、夏物商品の実需期である7月に入りメイン商品の浴衣関連の売れ行きが一気に悪くなり業績の伸びが止まりました。また、これまで好調に動いていた振袖関連商品の動きもここに来てブレーキがかかっています。

9月24日(火)に和装学院の皆様と和装産地の皆様そして我々流通のメンバーも参加しての第1回の情報交換会が開催されました。
私の方からは、
「きものを着る機会のある人、出来れば自分で着物を着ることの出来る人に喜んで頂ける提案をすることが業界の発展につながること、そのためにも、和装学院の皆様との連携をもっと密にしていきたい。」とのお話をさせて頂きました。
街中できもの姿が増える取り組みを業界を上げて進めて行かねばならないと改めて感じました。

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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