社長の本音 NO.212

和光にとっての下半期がスタートしました。
10月は月初めより昨年実績を下回り、最後まで数字の挽回ができずに月末を迎えてしまった非常に厳しい1ヶ月となりました。

10月の実績は昨年対比で売上96.4%・売上総利益94.4%・商品在庫97.0%営業費93.4 %と今期初めて売上・売上総利益ともに昨年実績を下回りました。
商品的には帯締め・帯揚げ・草履バックなどの和装小物と呉服が苦戦しました。
地域的には近畿を含む西日本が苦戦しました。

10月を振り返りますと当社のメイン催事の「創業祭」は昨年を大きく上回るご来社がありましたが、もう一つ盛り上がりに欠けました。
例年通りの特価品中心の品揃えでは数字の伸びは期待出来なくなっています。
催事の業績に関しては、全般的に集客に苦戦している催事が多く感じていますが、成功催事もありました。
なぜ成功したのかを掘り下げて情報を共有化し、成功催事を増やして行きたいと思います。

4月から10月の通期実績は昨年対比で売上110.6%・売上総利益104.9%・営業費105.1%で増収増益は維持していますが5月・6月の貯金を少しずつ減らしている状況です。
10月の落ち込みは何としても11月で巻き返ししなければと感じています。

今年の明るい話題というとメジャーリーグの大谷選手の大活躍で日本のプロ野球がかすんでしまいましたが、野球に詳しい方がこのようなお話をされていました。
それは大谷選手やイチロー選手、松井選手より野茂選手を評価するべきであるという内容です。元々、日本人は体力的にメージャーで活躍するのは難しいと言われてきました。またほとんどの日本人もそう思っていたと思います。その常識をくつがえしたのが野茂選手。野茂選手の活躍がなければイチロー選手、松井選手、そして大谷選手もメジャーリーグに挑戦しなかったかもしれないと言うことです。

どんな分野でも未知の領域に挑戦するには相当のリスクが伴います。
野茂選手のチャレンジ精神を見習い会社経営において失敗を恐れず突破口を切り開いて行きたいと思います。また野茂選手のもう一つ評価できる点は、いくら打たれても打たれてもサジを投げずにフォークを投げ続けたというオチも付け加えておきます(汗)

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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