
社長の本音 NO.216
今期、73期も後1ヶ月足らずとなりました。
2月に実施しました当社のメイン催事「決算市」のご来社は昨年を大きく上回りコロナ前に近づいてきましたが、現物販売の数字は年々下がっており今月も月初めから昨年実績を下回る数字となりました。
2月の実績は昨年対比で売上86.3%・売上総利益99.3%・商品在庫95.9%・営業費105.7%で売上は昨年実績を大きく下回りましたが、売上総利益はほぼ昨年に近い実績を残すことができました。
商品的に好調だったのが呉服です。
地域的には関東圏、それ以外の部門は昨年実績を下回りました。
今期4月から2月の通期実績は昨年対比で売上104.7%・売上総利益102.0%・営業費106.7%で前月に引き続き増収減益となっています。
今期も3月1日に例年通り次年度の人事異動の発表を行いました。
人事異動はその年の基本方針に沿った形で進めて行かねばなりませんが、74期はテーマを「プラス思考で先行投資を行い未知の分野に挑戦」サブテーマを「先送りせず様々な問題解決を実行」としました。
74期は攻めの部分がテーマ、そして守りの部分がサブテーマという位置付けとなっています。ベースにある考えとしては生産性を高め本業で一定の利益を確保してお取引先、お得意先から必要とされる会社、また長く安心して取引したいと思って頂ける会社を目指すことです。厳しい経営環境が続いている中で売上50億を目指して成長戦略を進めるためには先行投資をしなければ突破口を開くことは出来ません。
特に74期は人材育成を最重点取組として進んで行きます。ここ数年では最も多い新卒5名が4月入社予定となっていますが新入社員の皆さんがやりがいを感じ、誇りをもって仕事に取り組める環境を作り、一日も早く第一線で活躍する社会人になってくれる事を期待しています。
また3月11日から13日まで広島で移動市、17日から19日は名古屋で呉服市、8日から10日まで神戸の「酒心館」で消費者セールを予定しています。一つ一つのイベントで昨年を大きく上回る実績を作り4月から始まる第74期に向かって弾みをつけたいと思います。
引き続きご指導、ご協力の程よろしくお願い致します。