社長の本音 NO.138
今年に入り、昨年以上に、和装業界の再編が進んでいます。
お仕入先やお得意先、また同業社のM&Aが身近な出来事となっています。
後継者の不在が大きな要因となっていますがこの流れは益々加速するように思います。企業の永続発展の難しさをヒシヒシと感じています。
さて、当社のメイン催事「年輪祭」ですが今年は私の還暦という節目を(無理やり)付けさせて頂き9月3日から5日まで実施致しました。
3日は昨年を上回るご来社を頂きましたが4日、近畿地区を大型の台風が直撃し3日間合計では昨年を大幅に下回るご来社数となってしまいました。数字の減は、出張での営業活動で地道に取り戻すしかないと思います。
8月の実績は昨年対比で売上100.8%、売上総利益105.5%、商品在庫103.5%、営業費94.1%という数字で終わりました。久々に売上、売上総利益共に昨年実績を上回りました。
昨年実績を上回った要因としては6月、7月苦戦した夏物商品がここに来て動き出した事と秋物の出荷が早まってきている事が上げられます。
4月から8月の通期の実績は昨年対比で売上98.0%、売上総利益94.8%、営業費100.0%で依然として厳しい状況が続いています。何とか9月末でまず売上を昨年並みにして勢いをつけ、下半期に望みたいと思います。
ある経済誌に「良い会社」 の条件が記されていました。
まず人(社員、その家族、得意先、仕入先、会社を取り巻く人々)を大切にしている会社である事が大前提です。
そしてその上に立って、
・個人の夢(やってみたい事)
・価値観(自分自身が大切にしている事)
・強み(自分自身の強みが発揮出来る事)
の3点の重なるスイートスポットを実現してくれる会社との事です。
奥の深いテーマであると改めて痛感しています。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。