社長の本音 NO.143

当社のメイン催事の「決算市」を131日から22日、週明けの4日、5日と変則で実施致しました。

300社以上のご来社を頂きムードとしては良く感じました。お忙しい中ご来場頂きましたお得意先の皆様、商品提供して頂きましたメーカーの皆様に感謝申し上げます。

1月の実績は昨年対比で売上101.1%、売上総利益100.7, 商品在庫99.3%、営業費104.4%という成績です。

売上、売上総利益共に何とか12月に続いて昨年実績をわずかですが上回る事が出来ました。今年も成人式が終ってからの商談が低調に終わり、また展示会の数字も押しなべて苦戦しました。

今期、4月から1月の通期実績は昨年対比で売上96.3%、売上総利益95.5%、販管費99.2%です。

地域別でみると関東圏、東海圏が善戦、それ以外の地域は苦戦しています。商品別では和装小物(帯締め、帯揚げ、ゾーリバック)が善戦、逆に和装製品(浴衣、プレタ着物、七五三商品)が特に苦戦しています。

今回の催事においてお得意先の皆様の声をお聞きしていると後継者不足、人材育成(採用)、新規顧客の獲得の3点が大きな課題になっているように感じました。

そしてこの3点は日本の中小企業すべての問題点で何とか自助努力で解決するしかないと思います。また新しいビジネスモデルの構築が進まない現状から、もうしばらくは業界の中でのシェアーの奪い合いが続くように感じています。

和装業界、洋装業界を含めて様々な業種、業態で業績の格差が広がっています。また変化のスピードも速くなっています。

当社としましては各種業種業態で前向きに、そして真面目に取り組んでおられるお得意先、お仕入先の皆様とのパイプを太くして成長戦略を目指したいと思います。

そして4月から始まる68期に良いスタートダッシュが切れるよう2月、3月で体制を整えて、過去最高の売上、利益を目指します。

今期も後2ヶ月となりました。引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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