社長の本音 NO.155

当社のメイン催事の「決算市」を23日から25日まで実施致しました。

300社のご来社を頂きムードとしては良く感じました。

お忙しい中ご来場頂きましたお得意先の皆様、商品提供して頂きましたメーカーの皆様に感謝申し上げます。

1月の実績は昨年対比で売上94.7%、売上総利益104.9, 商品在庫102.9%、営業費101.7%という成績です。

売上はダウンしましたが、売上総利益は昨年実績を上回る事が出来ました。

ここ数年の傾向ですが年明けの「初売」のご来社が年々少なくなり商談のほとんどが成人式後という事で、実働日数が非常に少ない月となっています。

そのような中で新商品や新ルートからの大きな数字もなく売上に関しては月初めから苦戦が続きました。また展示会の数字はバラつきがありますが全般的には厳しく感じました。

今期、4月から1月の通期実績は昨年対比で売上97.4%、売上総利益101.7%、営業費103.6%です。

地域別でみると中国、四国、九州が売上、売上総利益共に昨年実績を上回っています。それ以外の地域は苦戦しています。

商品別では和装小物(帯締め、帯揚げ、ゾーリバック)が善戦、逆に呉服、アパレルが苦戦しています。

和装、洋装業界共に従来型のビジネスモデルがここに来て行き詰っています。

1月末に山形県の老舗百貨店の大沼様が破産しました。また2月に入りアパレル大手のしまむら様が業績不振で社長交代の発表がありました。コンビニの24時間営業も継続が厳しくなっています。

中高年の人は節約志向が強まり、若い人はモノ消費からコト消費に変わりモノを買わなくなっている中であらゆる業種、業態がまったなしで変革を求められています。

これまでのやり方と考え方では間違いなく淘汰されます。そして残念ながら変革の波に乗り遅れた企業に明日はないでしょう。

今期も後2ヶ月となりました。

新型コロナウイルスの感染等、様々な逆風が続いていますが68期増収増益を目指し、今期やれる事をやり切って行きたいと思います!

引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。

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