社長の本音 NO.159
69期も早2ヵ月経過しました。
4月16日に全国に緊急事態宣言の発令をうけて、まず社員の健康そして世の中の流れ、また会社の現状を踏まえ時短と特別休暇を実施して営業を続けてきました。
そして5月25日に解除が発表されましたが、当社としてはもうしばらくこの体制での営業活動を予定しています。
例年の5月はメイン催事の消費者セール「葵の会」で利益の確保をはかり期首のスタートダッシュにつなげる月ですが、今期は新型コロナウイルスの影響で催事も延期となり4月に引き続き厳しい結果となりました。
ゴールデンウイーク明けからようやくお得意先も少しずつ営業を開始されましたが夏物商品を中心にまだまだ商品の動きは鈍く6月以降どこまで挽回出来るか見通せない状況です。
5月の実績は昨年対比で売上48.6%、売上総利益44.5%、商品在庫118.0%、営業費64.9%という数字に終わりました。
経費を出来る限り抑えて月次の黒字を目指しましたが4月に引き続き5月も単月で赤字となりました。
4月、5月通期の実績は昨年対比で売上51.8%、売上総利益54.5%、営業費78.6%です。
特需となりますが、ネット販売のお得意先で新型コロナ対策商品のマスクや除菌関連の商品が非常によく売れましたが一般呉服、和装商品、非呉服共に昨年実績を大きく下回りました。
6月1日から6月3日まで実施しました当社のメイン行事、花やわらぎ展(秋冬物発表会、夏物現品市)ですがある程度予想はしていましたがご来社数は昨年実績の約半分に終わりました。経営環境の悪い中ご来社頂きましたお得意先の皆様に感謝申し上げます。
例年の行事として6月4日に主力のお取引先、そして金融機関の皆様に出席して頂き今期の経営計画の発表会を実施していましたが今年は中止致しました。
また6月第一土曜日に行っていた新入社員の歓迎会は秋に延期となりました。来年は、例年通り開催出来る事を願うばかりです。
売上の伸びが期待出来ない中で無駄な経費を出来る限り削減し業務の効率化をはかることで9月の中間決算での黒字化を目指して参ります。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い申し上げます。