社長の本音 NO.161
69期も早いもので4ヶ月経過しました。
7月に入り新型コロナウイルスの第二波で感染者が急増しています。当面はコロナと共存しなければならないと改めて覚悟をしています。
このような状況の中で政府はGO TOキャンペーンを強行しました。ここで経済を回さなければ観光産業を中心に立ち直る事が不可能になるというのが背景にあると思います。
そして、企業においてもいよいよ、感染防止に気をつけながら業績の回復に全力をつくさねばなければならない時期に来ていると感じています
7月の実績は昨年対比で売上82.8%、売上総利益95.6%、商品在庫114.7%、営業費78.5%という数字で終わりました。
売上はまだ落ち込んでいますが利益率が改善し、売上総利益に関しては昨年に近い数字を残す事が出来ました。
4月から7月の通期の実績は昨年対比で売上64.0%、売上総利益66.4%、営業費85.0%で、まだまだ昨年対比で大きく落ち込んだ状況です。
和装、洋装共に市場規模が大きくならない中で、守りの営業では数字の確保は難しく思います。
そして攻めの営業を行う上で最も大切なのはスピードです。ビジネスのスピードが業績に直結する事を再認識し社内の意識統一をはかっていきたいと思います。
また、すべての産業で勝ち組と負け組の格差が開いています。多くの大手企業が苦戦している中で日本電産はコロナの影響を受けながら第一四半期の営業利益は増収を確保しています。
その要因は業種の分散にあると言われています。車や家電は打撃を受けたものの、スマートフォンの精密小型モーターでカバーしています。
当社の営業方針の柱である「分散と多様性」を推し進めいかねばと痛感しています。
今、世間で話題になっているのが将棋の藤井聡太棋聖が使用していた小杉織物のシルクのマスクです。和光オリジナルで小杉織物にシルクのマスクを発注しました。
関心のある方は井筒もしくは営業担当にお問い合わせ下さい。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。