社長の本音 NO.163-69期上半期の黒字化を達成-
当社のメイン催事「創業祭」を9月30日から10月6日まで変則日程で実施致しました。
今年も社内での開催という事で7日まで売り出し体制で臨みました。北は北海道の旭川市から、南は沖縄の那覇市と全国から昨年並みの257社のご来社を頂きました。お忙しい中ご来社頂きましたお得意先の皆様、また商品提供を頂きましたメーカーの皆様に心から御礼申し上げます。
9月の実績は昨年対比で売上73.7%、売上総利益85.3%、商品在庫110.8%、営業費91.9%という数字で終わりました。
昨年は消費税の増税前のかけ込み需要や展示会の前倒しで9月は予算を上回る実績が残っており昨年対比では大きな落ち込みとなりましたが一昨年と比較すると売上ベースで82.7%という状況で善戦したと感じています。また、月次の利益は3ヶ月連続で黒字となりました。
9月に入り催事では成功事例も多く出てきましたが当社の中でウエイトの高い和装小物(帯締め、帯揚げ、ゾーリバック)や着付け用品等の定番品の動きが鈍い状況が続いています。新型コロナの影響で様々な行事が中止になり和服を着る機会が少ない事が大きな要因のように思われます。
69期の上半期が終わり4月から9月の通期の半期実績は昨年対比で売上68.4%、売上総利益73.1%、営業費87.7%です。
4月、5月の大きな落ち込みを上半期で少しずつ挽回してきました。そして無駄な経費の削減や公的な助成金も利用して上半期の黒字化をはかり経常利益で昨対47.6%まで回復し一定の利益を確保することが出来ました。
また例年は期首に決めた年度方針を1年間続けて来ましたが今期は新型コロナウイルスの影響で経営環境が激変した事から下半期より変更しました。ベースにあるのは次の5点です。
- 1、新型コロナウイルスの感染予防を行いながら会社の成長戦略を推し進める
- 2、改革のスピードを早める
- 3、昨年対比80%の売上を最低でも維持し決算で赤字は出さない
- 4、次年度70期の戦略の見直しをはかり期首から良いスタートダッシュが切れるような体制作り
- 5、アフターコロナで世の中がどの様に変化するか不透明な中で選択肢を多く持つ
今日かいた汗が会社の未来を創るという考えのもと旗振り役を務めて参ります。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。