社長の本音 NO.166
皆様、明けましてましておめでとうございます。
昨年はコロナで始まり、コロナで終わった年となってしまいました。
一都三県に緊急事態宣言の発令が決定し、新型コロナの終息が全く見えない中で今後、和装・洋装業界共にビジネスモデルは大きく変化し業界の再編も進むと思われます。
そのような状況の中で様々な選択肢を追求しリスク分散しながら一歩ずつ進んでいく年にしたいと思います。
11月が久々に利益予算を達成した事からこの勢いで12月も昨年実績を上回り4月、5月の実績の大きな落ち込みをカバーする月にしようという事で1ヶ月取組みましたが、結果として厳しい実績となりました。
成人式も近づき、中旬までは振袖用の和装小物が動き出しましたが、締めてみると昨年実績には届きませんでした。また展示会も集客に苦戦されるお得意先が多く押しなべて昨年実績を下回りました。
商品的に好調だったのはマスク等のコロナ関連商品、地域的には東海地区、中四国、九州が健闘しました。
12月の実績は昨年対比で売上82.4%、売上総利益82.9%、商品在庫117.5%、営業費88.1%という成績で終わりました。
4月から12月の通期では、昨年対比で売上75.8%、売上総利益81.7%、営業費88.6%です。経常利益では様々な助成金が貢献して昨年実績を上回っています。当面の目標としていた売上の昨年対比80%以上、また赤字は出さないという計画は何とか達成出来ると見込んでいます。
今期も残すところ3ヶ月となりました。4月からは70期という事で節目の年となります。70期の取組みとしては、まず今期大きく落とした数字をどのようにして立て直していくかが喫緊の課題です。そして今期、新型コロナで出来なかった事、先送りになった事を一つ一つ取り戻す年にしたいと思います。
引き続きご指導、ご協力よろしくお願い致します。